国税庁は、消費税について虚偽申告により不正に還付金を得ようとしている悪質な納税者に対し、税務調査を強化しています。還付目当てに架空資産の計上や虚偽の輸出免税売上計上などが見受けられますが、税務調査で見つかると本来の消費税だけでなく、悪質な場合は高いペナルティーを追加で課されます。したがって、安易な還付申告は必ず指摘されますので注意が必要です。また、消費税の税率が今後増加することを考慮すると、預り金の性質を有する消費税の税務調査は今まで以上に強化され、還付金の入金は今まで以上に時間を要することが予想されます。
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